手のひらの不思議雑学|なぜ日焼けしにくい?なぜ毛が生えない?手相好きが知りたい「手のひらの体」
手相を見るとき、私たちは毎日のように手のひらを眺めています。でも改めて考えると、手のひらは不思議なことだらけ。手の甲は日焼けするのに手のひらは白いまま、腕には毛があるのに手のひらにはない、緊張するとじわっと汗をかく——。本記事では、手相の「線」ではなく手のひらという体の部分にまつわる不思議を、雑学として紹介します。諸説あるものも多いので、話のタネとして楽しんでください。
手のひらはなぜ日焼けしにくい?
まずは色の不思議から。
- 日焼けは、紫外線に反応して肌の中のメラニン色素が増えることで起こる
- 手のひらは、体のほかの部分に比べてメラニン色素が少なく、作られにくいとされる
- 手は軽く握っていることが多く、手のひらに直射日光が当たる時間が短いことも理由と言われる
- ただし、手のひらも紫外線を浴びれば焼ける。焼けないわけではありません
肌の色が違っても手のひらは似ている
世界中の人の手のひらの色にも面白い特徴があります。
- 肌の色が濃い人でも、手のひらは比較的明るい色をしていることが多い
- 肌の色の違いは、色素細胞の数よりもメラニンを作る量の違いによるという説明がある
- 手のひらと足の裏は、どちらもメラニンを作る力が弱い場所とされる
- 手のひらの色合いと手相の関係は「手のひらの色」で紹介しています
手のひらにはなぜ毛が生えない?
これははっきりした答えがない不思議のひとつです。
- 体毛は、肌を外からの刺激から守ったり、体温を保ったりする役割があると言われる
- 手のひらと足の裏は、ものをつかむ・地面を踏むなど、毛があるとかえって不便な場所
- そのため毛がない方が都合が良かったのでは、という考え方がある
- 人の体の進化には諸説あり、決定的な説明はまだないようです→「手の進化の雑学」
緊張すると手に汗をかくのはなぜ?
手に汗握るという言葉もありますね。
- 手のひらには汗を出す汗腺がたくさんあると言われる
- 暑いときの汗とは別に、緊張やドキドキで手に汗をかくことがある
- 少し湿っていると、ものをつかむときに滑りにくくなるという説もある
- 「手」の慣用句の雑学は「「手」の慣用句雑学」でどうぞ
指紋は何のためにある?
指先のうずまき模様にも役割があると考えられています。
- 指紋の役割には、滑り止めになる、触ったものの感触を感じ取りやすくする、などの説がある
- 指紋は一人ひとり違うため、本人確認に使われてきた
- 手相の世界では、指紋の形で性格を読む見方もある→「指紋の形」
- スマホの指紋認証も、この「一人ひとり違う」性質を利用しています
手のひらのしわはなぜできる?
手相の線そのものの不思議です。
- 手のひらの大きな線は、手を握ったり曲げたりする動きと関係してできるとも言われる
- 線は生まれる前から、お母さんのおなかの中でできはじめるとされる
- 細かい線は、年齢や生活によって増えたり変わったりすることがある
- 線の多さの読み方は「手のひらの線の多さ」で
手のひらの温かさ・冷たさ
手の温度も人によってずいぶん違います。
- 手は体の中でも温度が変わりやすい場所
- 寒いと手先が冷たくなるのは、体の中心の温かさを守るためと説明されることがある
- 手の温度と性格の言い伝えは「手の温度」で紹介しています
- 手相を見るときは、手を温めてからの方が線が見やすいとも言われます
「手のひらを太陽に」の歌
手のひらといえば、この歌を思い出す人も多いはず。
- 作詞はアンパンマンの作者として知られるやなせたかしさん
- 「手のひらを太陽にすかしてみれば」という歌詞は、命の力強さを歌ったもの
- 実際に手を光にかざすと、指のまわりが赤く透けて見える
- 子どもと一緒に歌いながら、手のひらを観察してみるのも楽しい→「子どもの手相」
手のひらを大切に
毎日使う手のひらは、いたわってあげたい場所です。
- 手のひらも紫外線を浴びるので、長時間の外出では日焼け止めを
- 空気が乾く季節は、ハンドクリームで保湿
- 手荒れや急な変化が気になるときは、皮膚科などの専門家へ
- 秋のハンドケアは「秋の手相ケア」でまとめています
まとめ
手のひらは、日焼けしにくく、毛がなく、汗をかきやすく、指紋としわがある——体の中でも特別な場所です。理由がはっきりしていないものも多いのが、また面白いところ。手相を見るときは、線だけでなく手のひらという「体の不思議」にも思いをはせてみてください。いつもの手のひらが、少し違って見えてくるはずです。
※本記事はエンタメ目的の参考情報です。体のしくみについては一般向けに簡略化しており、諸説あります。健康や皮膚の悩みは専門家にご相談ください。